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マンション管理士の仕事①

マンション管理士の仕事①

2014年5月7日 4:40 PM1 comment

マンションの管理業務には「ソフト面」と「ハード面」の業務があります。
ソフト面の業務というのは、マンション居住者への広報活動、修繕計画の立案、決算・予算案の作成といった「事務管理業務」のこと。一方、ハード面の業務というのは、エレベータや給水設備の保守・点検といった「設備管理業務」、外来者の受付といった「管理員業務」、そしてごみ処理・清掃といった「清掃業務」などを指します。
このうち、マンション管理士の仕事に密接に関わってくるのが「事務管理業務」です。

マンションの事務管理業務にもさまざまなものがありますが、大まかに整理すると、「出納業務」「会計業務」「管理運営業務」の3つに分類することができます。

マンションの事務管理業務においてまず着手すべきは「出納業務」、そのなかでも、管理費の収納方法の決定です。管理費を適切に集めることができなければ、管理業務を行うことができません。

管理費の収納には、大きく分けて4つの方法があります。すなわち、

  1. 自動集金(区分所有者の依頼に基づき、区分所有者の口座から管理組合の口座へと振り替える)、
  2. 振込(区分所有者が管理組合の口座に送金する)、
  3. 定額自動送金(銀行で手続きを行うことで「振込」を自動化する)、
  4. 集金(区分所有者から現金で回収する)の4つです。
④の集金は安全性の面でリスクが高いため、一般的には①の自動集金を採用しているところが多いようです。

管理費の収納方法が決まったら、次は「会計業務」へと移ります。会計業務を支えることも、マンション管理士の重要な役目のひとつです。具体的な仕事内容としては、管理費・修繕積立金・専用使用料などの収納状況のチェックや、諸費用の支払いなどの報告を行います。

最後に、マンションの事務管理業務の三本柱のひとつ「管理運営業務」について触れておきたいと思います。
「管理運営業務」として思いつくところをざっと書き出してみると――補修工事・設備の保守点検等の外注に関する業務、防火管理業務の補助、施設運営の補助、各種契約の代行、総会・理事会運営の補助、通知事項の伝達、官公庁・分譲業者等との折衝などが挙げられます。

以上のことからもわかる通り、マンションの管理業務は多岐にわたります。裏を返せば、それだけ、マンション管理士の仕事(ビジネスチャンス)は多いと言うことができます。